やっぱダメかな、麻生政権。
別に応援してたわけじゃないけど、政局ウォッチャーとしては小沢民主党とのがっぷり四つを見たかったのに、これでは台無しである。
それはともかく、渡辺喜美や中川秀直あたりを中心に政界再編の動きがあるらしく、その実現性もあながち無視できないレベルまで来ていると思う。小泉純一郎あたりが糸を引いてるか。
渡辺喜美は、親父から引き継いだ血が騒ぐのだろう。これは一世一代の桧舞台だ、大いに引っ掻き回してやる、ぐらいに思ってるかもしれない。親父譲りのキャラと行動力と胆力はありそうだから、興味深い政局を演出してくれるだろう。
正直先週ぐらいまでは、任期満了で総選挙、自民・民主どちらが政権を獲ったとしても、政権基盤が余りに不安定で(国民新党あたりにキャスティングボードを握られる程度の差しかない)、そこから政界再編話が持ち上がる…、みたいなシナリオを予測していたため、今回の政界再編の動きは予想外だった。
政界、一寸先は闇、とは、あらためて、よく言ったものである。