数日前になるが、去年の秋に『ほぼ日』主催で行われた吉本隆明の講演の様子を、NHKでやってた。 僕は、親の世代、即ち団塊の世代の文化や思想について興味があるから、当然の如く吉本は気になる存在であり続け、かつては『共同幻想論… 続きを読む 『ほぼ日』絡みで2題
渡辺喜美の政界再編
やっぱダメかな、麻生政権。 別に応援してたわけじゃないけど、政局ウォッチャーとしては小沢民主党とのがっぷり四つを見たかったのに、これでは台無しである。 それはともかく、渡辺喜美や中川秀直あたりを中心に政界再編の動きがある… 続きを読む 渡辺喜美の政界再編
戦略的失言
麻生総理の在任期間、ひょっとすればひょっとして、そこそこ稼ぐんじゃないか、少なくとも前とその前の総理みたいにはならないんじゃないか、と思っていたが、ここ最近の流れを見るにつけ、どうもひょっとしない感じがしないでもない。 … 続きを読む 戦略的失言
若さを羨む PART2
(※映画のネタバレあり) いやぁ、イヤんなっちゃった。 数日前にTSUTAYAで映画を物色していたところ、普段お世話になっているレビューサイト で興味が湧いた作品が目に入ってきたので、それを借りた。2つあるのだが、『マグ… 続きを読む 若さを羨む PART2
ビートたけしの「照れ」と傲慢
25日に放送された『爆笑問題のニッポンの教養 』で、太田光が、「ビートたけしが、本当は数学者になりたかった、なれなかったから漫才師になった、というのは、それは彼の照れであって、ずるい」というようなことを言っていたが、同感… 続きを読む ビートたけしの「照れ」と傲慢
『日本一小さな大大名―たった五千石で、徳川将軍家と肩を並べた喜連川藩の江戸時代』 山下昌也著
日本一小さな大大名―たった五千石で、徳川将軍家と肩を並べた喜連川藩の江戸時代/山下 昌也 ¥1,365 Amazon.co.jp タイトルから、江戸時代に存在したタイニーでノーブルな藩についての悲喜こもごもを、コミカルな… 続きを読む 『日本一小さな大大名―たった五千石で、徳川将軍家と肩を並べた喜連川藩の江戸時代』 山下昌也著
裁判員制度を勘繰る
正直不勉強でよく分からないんだが、いよいよ施行に向けて本格的に動き出した感のある例の裁判員制度、ありゃ悪法だろ。裁きは法でもってやるもんだから、それを体現するのは法のプロなはずである。法の世界なんて、あんまり複雑に入り組… 続きを読む 裁判員制度を勘繰る
『民主党派閥抗争史―民主党の行方』 板垣英憲著
民主党派閥抗争史―民主党の行方/板垣 英憲 ¥1,575 Amazon.co.jp 自民党について書かれたものは数多くあるが、民主党のそれはやっぱり少ない。そんな中、ある程度包括的に、かつ手頃で平易に書かれたものとして、… 続きを読む 『民主党派閥抗争史―民主党の行方』 板垣英憲著
『ブラタモリ』延期と、僕の不埒
今朝、ふと気付いて、楽しみにしていた『ブラタモリ 』の放送予定日時を確認した。「そろそろだよな」と思いつつ。 次の瞬間、声にならない悲鳴を挙げた。 放送予定日は確かに今日(実際は昨日、即ち23日)なのだが、時間は0:10… 続きを読む 『ブラタモリ』延期と、僕の不埒
『九代将軍は女だった! 平成になって覆された江戸の歴史』 古川愛哲著
九代将軍は女だった! 平成になって覆された江戸の歴史 (講談社+α新書 381-2C)/古川 愛哲 ¥840 Amazon.co.jp 家重女性説は、いわゆるトンデモの域を出るものではないが、例えば謙信女性説などに較べる… 続きを読む 『九代将軍は女だった! 平成になって覆された江戸の歴史』 古川愛哲著