タモリ、そして、「ブラ」と「チャレンジ」の狭間

posted on 2008年10月27日 in 芸能

NHKで、久々にタモリの番組を組むらしい。その名も「ブラタモリ 」。

「エチカの鏡~ココロにキクTV~」に続き、新たなタモリのチャレンジが観られるのは、一ファンとして嬉しいことだ。ま、タモリのことだから、「チャレンジ」などという意味合いはないんだろうけど。
巷間にはタモリという人はそういう人だと伝わるが、反面、彼と仕事で関わる人を中心に、「タモリはサラリーマンの心を持っている。『笑っていいとも!』を毎日毎日こなせるのは、その心があるからに違いない」説もあって、そうだとしたら、意外とこれは仕事人としての「チャレンジ」である可能性はある。あるのだが、それを隠して「チャレンジ」と見せないのではなくて(ビートたけしは「チャレンジ」を照れ隠してしまうキャラを演じている)、ちょっと上手く言えないけど、無心でもってそれをやってるんだろうから、結果として、それは何の覚悟もない「チャレンジ」なんだろう。それが果たして「チャレンジ」かというと、やっぱり「チャレンジ」ではない、という気がする。いや、けど、僕もNHKにほんのちょっとだけ出演したことがあるけど(しかもローカルだ)、せいぜいウン十秒のシーンに厭になるほど結構な打ち合わせを重ねた。「NHKでは珍しく、セリフを決めずに全編アドリブで収録する試みに挑んだ」とあるが、それは主体としてはNHKの「挑み」=「チャレンジ」だけど、あのNHKにそんな「挑み」をさせてしまうことに対する「気負い」、即ち「チャレンジ」は、タモリの側にはないんだろうか。属性が「サラリーマン」なら、確実にそれはある。あらざるを得ない。
どうでもいいことをだらだらと書き連ねてしまった。普通に考えると、タモリが覚悟を伴った「チャレンジ」などする筈がない、という結論になることは重々理解している。だけど、この人は本当は一体どう考えているんだろう、と、あれこれ考えさせてしまうところに、タモリという存在の凄みがある。

番組名に心が躍る。
この、「ブラ」と「チャレンジ」の狭間で、一体どう振舞ってくれるのか。放送日には、出来るだけいい酒を用意しておくことにしよう。

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