政局予測(仮)

「週間文春」に、次期衆院選の各党の獲得議席予測が載っていて、民主党が過半数を占め、自民党は百十数議席に留まるとあった。
今やその可能性は殆ど潰えたが、仮に今月解散来月総選挙となったとしても、ちょっと有り得ないんじゃないかと思う。

で、万が一そういうケースになった場合の予測だが、とりあえず、民主、自民共に二百そこそこで拮抗、公明と、必要ならあとちょいちょいを巻き込んだ自民が、第二次麻生内閣を形成、そして、大方の予測に反して与党をキープ出来たわけだから、党内基盤は強固になり(細田幹事長の勝敗ラインどおり)、無難な運営を保ち続け得れば、少なくとも安倍・福田両元総理の在任日数を超えられるだろう。

民主党は随分いい所まで迫ってると思うし、予算委員会にクローザーとして長妻昭に登板させたのも面白い。が、こんなにまでなってしまった自民党は、それでも、身体性というか生存本能というか、そういう部分に基づく何かしらに関して、まだまだ民主党のそれを凌駕している。
そのことを最も理解しているのは、他でもない、小沢民主党代表だ。

民主党対自民党の構図ではない。民主党と、自民党麻生シンパ、(古賀誠に代表される)自民党反麻生シンパ、三つ巴の駆け引きだ。麻生には、小泉の「郵政解散」と同じ手法を選択する手もある。要は、それと、公明党の重さを天秤にかけて、その上で決断すれば良い。

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