タモリ、たけしの新番組

posted on 2008年10月20日 in 芸能

タモリは「エチカの鏡~ココロにキクTV~」、ビートたけしは「情報7days ニュースキャスター」なる番組で、それぞれ新番組を抱えることになった。

まずは、誠に僭越ながら寸評を。

タモリの「エチカの鏡~ココロにキクTV~ 」(←ご存じない方は是非ご一読を)。
昨日が初回だったが、仕事で間に合わなくて途中から視聴。
収録後に会見かなんかをやったらしくて、その様子 (←こちらも是非)を読んだ。本番の結果がお飾り的ポジション過ぎたものだから、この会見らしき場でウサを晴らしたものかとも思ったが、実際観てみると、なんのなんの、随所での喋りが、酷くカットされているわけではないし、実際愉しんでよく喋っている印象だ。
VTRはひたすらベタな感動を追求するのだが、そのBGMがこれまたベタで、エルトン・ジョンの「Your Song」だったりしたものだから、あんまりベタベタだよなーと思っていた矢先、「これ(BGM)、名曲使いすぎでしょ、そっちに意識が行っちゃう」などと、まさにタモリなコメントが発せられたものだから、勝手にウケてしまった。タモリファン冥利に尽きる。
ま、そんな僕とタモリの関係こそがベタベタなのだ、というご意見もあろうが。
だから、意外とタモリをベタに楽しめる番組かもしれない、という点で、かなり期待が持てたことは事実だ。
制作サイドの主眼は、あの甘ったるいVTRの世界じゃなくて(いや、充分泣いてしまったのだが)、そのVTRとタモリ的発想のギャップにこそあるのじゃないかとも思える。だったら、さきの収録後の会見らしき場でのコメントが流通されたことにも合点がいくし、意外とタモリの出番が多かったことにも合点がいく。そこはさすがにフジテレビではないか。
対比としての例を挙げれば、「奇跡体験!アンビリバボー」。この番組の主眼はまさしくそのVTRの世界で、たけしは、お飾り、アクセント、刺身のツマ、酒のアテに過ぎない。ま、これもフジだけれど。

次、たけしの「情報7days ニュースキャスター 」。
安住紳一郎とのカラミは発展途上だけど、是非とも期待したい(が、たけしの番組で短命に終わったものは、実は結構多く、ちょっとそんな臭いもする)。たけしの繰り出すギャグは、僕なんかはさすがと思わざる得ないのだが、残念なことにあの場では上手く受け止められてはいない。渡辺えりは多少なりとも心得ていると映るのだが、いかんせん齋藤孝が微妙なのである。コミュニケーションに関する本を多く出している割にはどうしたものか。
たけしのテレビにおける笑いには、「オレたちひょうきん族」のスタッフ、「北野ファンクラブ」の高田文夫、色んな番組での明石家さんまと、きちんと反応する具体的な笑い声役がついてまわる。たけしが数語喋ったところで視聴者に分かりやすくポイントを提示することは、たけしのテンポが恐ろしく速いことと、それと表裏一体で、そのテンポこそがたけしの笑いのキモの一つだったことから考えると、無くてはならない役割だ。少なくとも、「たけしの喋り→笑い声」という現象に対するパブロフの犬であることを、僕は自覚せずにはいられない。
この番組は、その笑い声担当が不在、もしくは不出来である。それならそうと、「ビートたけしのTVタックル」と被るけど、大竹まことあたりが脇を固めていれば、危なっかしさは幾らか軽減されると思う。もっとも、大竹は「ドリーム・プレス社」で安住と被るから、余りに安定人事に過ぎるかもしれないが(そう考えると、大竹のバイプレイヤーぶりは凄い)。
実はそんな笑い声役がいなくともたけしのギャグは充分面白いのだ、ということは分かっている。

さて、この二つには共通する構造がある。それは、本筋がマジメであるべき番組に、マジメを見ると茶化さずにはいられない彼らがメインで配された、ということだ。タモリ、たけしにとっては、新たなフィールドへのチャレンジを意味するわけで、どういう展開に持ち込む計算なのか、あるいはそんな計算そもそもないのか、そこを観て行きたい。

今現在、「SMAP×SMAP08 プレミアムな秋SP!!」を観ている。ゲストは明石家さんまで、とにかく物凄い展開だ。

お笑いBIG3が現在進行形であることに、驚きと共に幸せを感じる。

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